すきなことだけ

鼻歌混じりで話す月夜

1月17日のこと(1)

いつもはtwitterで140文字でお話してるのですが、どうしても1月17日のことを残しておきたくて、書かせてもらいます。

誰かに伝えたいとかじゃなく、感じたことを自分のために残すので、読まれて不快な思いをされる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
わたしは安田さん担当なので、とやかく言わないでほしいって方もいらっしゃるかも。
でも、それでも残させてほしいです。

2016年1月17日。この日は関ジャニ∞の元気が出るLIVE‼の最終公演日でした。

 

この日は1人で入ることになっていたので、調子に乗っていろんなお友達と会っていたら、遅くなってしまい、開演15分前の15:45頃に会場に入りました。

「早くしないと、開演前の注意の映像流れてしまう!」と、少し焦りながらもササッと双眼鏡やうちわの準備を整えました。
オーラスなので泣いちゃうだろうな、とお気に入りの青いハンカチも出して。

しばらく待っていると気付くともう開演時間の16時で、何かあったかな?と思っていました。

そうしたらメインステージに人が出てきて。全員黒のパーカーを着ていたので、最初はスタッフさんかと思ったのですが

それは、わたしのだいすきな人たちでした。

気付いた瞬間に周りの温度が下がった感じがして、とっさに「え、こわい…」って言葉口走ってました。
さっきまでワクワクしていた気持ちなんて、もう一切なくなって、年末からずっと脱退、解散と他のグループで見ていた文字が頭をよぎったし、何か事件や事故かとも思ってしまいました。
無意識に立ち上がっていて、目立つキレイな金髪の彼がいないことに気付いたのはそのとき。

村上くんが話し出して、正確な言葉は記憶がないけど

大倉くんが急性の腸閉塞になって、ステージに立てないこと。
本人は最後まで立ちたいと言っていたけど、ドクターストップがかかったこと。
6人でライブをしていいか、みんなと決めにきたこと。

みんながいいよって言ってくれるなら、自分たちも全力でライブがしたいこと。

それが大倉くんのためにもなると思っていること。

 

ということを、いつも通りの口調で伝えてくれました。深刻な雰囲気にならないようにしてくれていたのかもしれません。


わたしの中では、頭にあったことが現実にならなかったという、ほっとした気持ちが一瞬だけ、本当にスッと駆け抜けて。それからは、なんだか呆然としてしまいました。

お隣の席が大倉くん担当の高校生っぽい2人で「うそ…なんでなん、嫌やぁ…」って泣く声が聞こえてきて。斜め前の大倉くん担当のお姉さんは、崩れ落ちそうなのをお友達に支えられながら、静かに涙を流していて。
それでも「6人でもやって…」って言ったり、泣きながらライブを行うことへ対して拍手をしてくれていたから、わたしもハッとして一緒に拍手を送りました。

それから「ちょっと衣装に着替えてくるな!」という彼らを待つ間は、あまり何も考えられなくて、ぼんやりしていました。

始まったら7人で出てきそうな気がしてしまって、本当に6人でやることを信じられなかったのか、信じたくなかったのか…とにかく何も考えられなかったという感じです。